2020Feb2020.02.01

おじゃりやれ～大東島!!

はいたい！ぐすーよーちゅううがなびら！(皆さま、こんにちは)

2020年となり、早くも1ヶ月が経ちました。暦の上では春となり、沖縄では早くも桜が咲く季節となりました。美らっく♡RACをご覧の皆さま、いかがお過ごしでしょうか？

全国では冬真っ只中の1～2月にかけて、沖縄では桜のシーズンを迎えます。沖縄の桜は「寒緋桜(カンヒザクラ)」といい、暖かい地方で見ることのできる濃いピンク色です。奄美大島でも同じ桜を見ることができるのですが、奄美大島では「緋寒桜（ヒカンザクラ）」とも呼びます。本州に咲く桜（ソメイヨシノなど）を見慣れている方は、寒緋桜のかわいらしい佇まいに少し驚かれるかもしれません。本島北部から開花が進み、それに合わせて各地では桜まつりも開催されます。桜の季節に沖縄へお越しの際には、一足早い春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか？とはいえ、まだまだ寒さも残る頃ですのでお身体にはお気をつけてお過ごしください。

さて、今回は客室乗務員の大城と上原が「南北大東島」へ行ってきましたので、その様子を紹介します♪（昨年2月には南大東島の記事もありますので、合わせてご覧ください。）

「大東島」と言えば、台風情報などでよく耳にする島ではありますが、どこにあるのか、どんな島なのか知らない方も多いかと思います。沖縄県に属しながら、どこか沖縄本島とは違う文化や魅力がたっぷりの島です！今回私たちは、南大東島を経由して北大東島へと向かうことにしました。南大東島と北大東島は10㎞ほどしか離れておらず、飛行機では10分程で到着します。日本最短の定期航空路とも言われており「最短の便に乗ってみたい！」と大東島を訪れる方も少なくありません。

まず南大東島に上陸して向かった先は「バリバリ岩（2つに分かれた巨大な岩山）」です。

南大東島は、フィリピン海プレートにのって1年間に7㎝も北西方向に移動していると言われています。多くの歴史や言い伝えがあるこの場所は、今ではパワースポットと言われエネルギーをもらうことのできる場所として多くの人が訪れます。私たちが訪れた時には、小雨が降っており雨の雫が草木にあたる音と風や虫たちの声が響き渡っていました。天気が悪いにも関わらず、岩と岩との隙間からは日の光が見え、普段このような場を訪れることがない私たちは不思議な感覚をおぼえました。

南大東島の滞在時間は4時間ほどでしたがたくさんのパワーを貰い、いざ北大東島へと向かいました。沖縄最東端の島でもある北大東島。あいにくの雨模様ではありましたが、初めての北大東島上陸に二人とも大興奮でした♪

まず、北大東に着いて私たちが向かった先は、開拓のために島へ人がはじめて上陸したと伝えられている上陸公園です。海の青さがとても綺麗で、迫力満点の水しぶきに圧倒されました。ダイビング上級者が多く訪れるという北大東島。私も島育ちの血が騒ぎ、思わず飛び込みたくなるほどの美しさでした ☆

その後、島を一周していると大東ピラミッドや台風岩、潮見橋（日本一短いのではないか!?と思うほどのとても短い橋です☺）など面白い名所が多くありました。空港の先の細い道を進んでいくと、沖縄最東端の石碑を見つけました。沖縄最東端の石碑からは、日本で一番最初に日の出を見ることができます。また、その石碑からさらに先に進むとビーチがない島ならではの岩をくり抜いたプールがありました。その名も「沖縄海」。夏場には、島の子供たちが多く集まり、泳いだりBBQなどを楽しむ場となっているそうです。

そして夜は、大東島を訪れたら食べずには帰れない「大東寿司」を頂きました。獲れたてのマグロやサワラを砂糖醤油づけにして握ったお寿司で、各家によって味も違うようで、私の食べた大東寿司もワサビの辛みがきいていてとても美味しかったです^^

大東島を観光する中で、自然の恵みをいっぱい受けて大きく育ったカエルを何度も目撃してとても驚きました。緩やかな時の流れを感じながら島の方に温かく迎えていただき一緒に食事をしながら、三味線の音色を聴くこともできました。島のあちこちが綺麗に整備されており、昔から今も変わらず開拓し続けているとてもステキな島という印象を受けました。最近では観光客も増えており、これから島を訪れる方にもっと大東島の魅力を知ってもらいたいと新たな施設や催しを企画していると仰っていました♪これからの大東島の発展がとても楽しみですね!!

ぜひ、皆さんも南大東島・北大東島に足を運んでみてください!!