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2021.07.27 プレスリリース

祝・「世界自然遺産登録」 RAC・JTAは「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録を祝し、 さまざまな取り組みを実施します

 ユネスコ世界自然遺産への「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の登録を心よりお祝い申し上げます。

 琉球エアーコミューター株式会社(RAC、那覇市、社長 金城清典) と日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市、社長 青木紀将)は、2016年より行政や地域の皆さまと連携して、様々な世界自然遺産登録推進活動に取り組んでまいりました。例えば、希少生物の交通事故死防止のための道路標識設置や除草活動をはじめとする環境保全活動、希少動物を航空機に描いたり、シンポジウム開催等の普及啓発活動、子どもたちの環境学習への協力等人財育成活動を実施するとともに、自社媒体を通じて豊かで美しい自然やその環境保護に尽力されている方々のご紹介などにも取り組んでまいりました。さらに、2019年からは沖縄県内企業・団体と共同企業体を立ち上げ、JTAは幹事会社として官民連携・地域連携で活動を推進してまいりました。

 RAC ・JTAを含むJALグループは、世界自然遺産登録を祝し「地域の宝から世界の宝となった『世界遺産』と世界を”つなぐ”」、「自然との“共生・保全”を通じ『世界遺産』を後世へ”つなぐ”」の2点をテーマに、2021年7月から世界自然遺産登録記念の取り組みを実施します。この取り組みを通して、沖縄県の登録地「やんばる・西表島」の環境保全と持続可能な地域活性化の実現を目指し、地域の皆さまとともに活動を展開してまいります。

世界遺産登録記念の取り組み

1.世界自然遺産特別デザイン機の就航

 沖縄県主催の図画コンクールにて小中学生が地域の希少動植物を描いた入賞作品を機体にラッピングした特別デザイン機が、RAC・JTA運航路線に引き続き就航します。

2.機内誌「Coralway」における世界自然遺産特集

 「Coralway」7月・8月号で掲載している登録候補地に生息する希少動物特集に加えて、11月・12月号 では、有識者や専門家の対談を企画しています。

3.環境保全と観光振興の両立に努めます

 単なる観光ではなく、参加する事で環境保全等社会への貢献を感じられるエシカルな新しい旅のかたちを提案してまいります。西表島エシカルツアー、「やんばる学びの森」を活用した環境教育ツアー等、現在計画中で、準備が整い次第販売します。既に運行しているやんばる電気バスツアーは、8月末まで沖縄県民の皆さまを対象にキャンペーンを実施中です。

4.地域特産品の認知度向上・ブランディングのお手伝い

 JALグループの媒体を通じて、登録地の特産品の魅力紹介等、認知度向上・ブランディングのお手伝いをします。

5.世界遺産登録ポータルサイトを開設

 「世界自然遺産」に登録された意義をはじめ、「世界の宝」となった地域の魅力の発信とともに、環境保全や希少種の保護といった地域課題の解決に向けた取り組みも併せてご紹介する専用ポータルサイトをJALホームページに開設します。
URL:https://www.jal.co.jp/dom/sekaiisan/
キャンペーンの詳細、最新情報は上記URLよりご確認ください。

 その他、今後予定をしている世界自然遺産関連の地域イベント、環境保護活動をはじめ、世界自然遺産登録を記念したチャーター便や、記念運賃を活用した施策など、JALグループ全社をあげ、「『日本の世界遺産』と世界を”つなぐ”」、「『日本の世界遺産』を後世へ”つなぐ”」の2点の実現を目指しさまざまな取り組みを展開してまいります。

 RAC、JTAは、これからも地域社会に寄り添い共に考え行動し、人と社会と世界をつなぐことにより地域活性化に貢献するとともに、SDGs達成に向け取り組んでまいります。

以上