RAC

安全への取り組み運航・乗員部門

運航・乗員部門とは

運航・乗員部門は複数の部で構成され、航空機の性能・技術解析、運航ルールの設定や運航に必要な運航情報の収集や機長への支援情報の提供などを担う運航部、運航乗務員の訓練審査を担う運航乗務員訓練審査部、そして日々の航空機の操縦を担う運航乗務員(パイロット)が所属し、運航乗務員の乗務・資格管理などを担う乗員部があります。

運航乗務員の1日

SHOW UP

運航乗務員は出社後、航空機に移動する前に出発・到着空港および飛行ルートの最新の気象情報、航空機の整備状況、搭載燃料、お客さまの人数、搭載貨物などの情報および離着陸時の重量そして重心位置など安全に飛行するための情報を収集します。

飛行機へ移動

飛行機へ移動後、運航乗務員は整備士と航空機の整備状況、搭載燃料の確認を行います。
また客室乗務員とBriefing(打ち合わせ)を行い、揺れの情報を含む情報を共有し安全で快適な運航をお客様に提供できるように情報共有します。その後、機長は飛行機のエンジン、プロペラ、着陸装置等が正常であること、また作動油の漏れ等がないか等の外部点検を実施し、その後操縦室内の装置類が正しく作動するかを点検します。そして出発直前にはチェックリストに従い装置類の最終確認を行います。

出発

管制機関からの許可を得て出発します。
その後も管制機関や社内の運航管理セクションと連携し、天候や空港の状況変化、自機ならびに周りの飛行機の状況などを常にモニターしながら飛行します。

到着

1つのフライトが終わると、すぐ次のフライトに向けて準備を始めます。当社の運航乗務員は1日4便~6便のフライトを担当します。

勤務終了

1日の全ての乗務を終了後、当日のフライトを振り返り、安全に関する定められた報告を行うと共に飛行中の気象状況や機材の状況をそれぞれの担当者や他の運航乗務員等に伝え、次の便の安全運航を支えています。

安全運航の基本

安全運航を確保するために、一人ひとりの運航乗務員が十分な能力と知識、適切な資格を有していることが必要です。そのためには訓練生から副操縦士、副操縦士から機長へと昇格する際ならびに新機種に移行する際に、座学(教育)、フライトシミュレーター(模擬飛行装置)や実機を使用した所定の訓練および審査を実施します。試験/審査に合格した後も乗務資格維持の為、定期的に訓練(2回/年)、審査(2~3回/年)を実施します。加えて日常的に健康管理を行い国が定める航空身体検査に毎年合格する必要があります。
また運航・乗員部門では、所定の基準に基づく乗務管理、資格管理、運航ポリシーや標準手順などを設定や、日々の運航から得られた情報、航空他社や航空機メーカー等から入手した安全情報および技術情報をタイムリーに運航乗務員にフィードバックを行い、日々の安全運航を多面的に支えています。

訓練の流れ

安全運航に欠かせない装置

空の安全確保のために、運航乗務員と共に危険を察知する2つの目として以下の装置を装備しています。

衝突防止警報装置

(Traffic alert & Collision Avoidance System/TCAS)

飛行機同士がある一定の範囲以上に接近しつつある場合、両機のパイロットに警報を出すと共に回避操作を指示する装置です。

強化型対地接近警報装置

(Enhanced Ground Proximity Warning System/E-GPWS)

飛行機が、地面や海面にある一定の範囲以上に接近した場合や、 衛星などから得られる自機の位置と地形データとを照合して山肌など前方の障害物にある一定の範囲以上に接近している場合に、パイロットに警報を発する装置です。

各部門での取り組み

安全運航への取り組み

整備部門

客室部門