うふあがり!〜北大東島満喫旅編〜
みなさま、おじゃりやれ~!
(大東島の方言で、「ようこそ~!」)
長く続いた梅雨も明け、連日青空が広がり暑い日が続いております。
こまめな水分補給を忘れず元気にお過ごしください♪
さて、今回の「美らっく❤RAC」ではRAC就航地である北大東島・南大東島に
客室乗務員が実際に足を運び、発見した島の魅力を2カ月にわたってお届けいたします!
今月は、沖縄本島から東方約360Kmに位置する「北大東島」をご紹介✨
北大東島には沖縄最東端の碑があり、そこから昇る朝日は絶景です!
珊瑚環礁が隆起してできたこの島では、他では見られない地形や豊かな自然を楽しむことができます。
空港を出てまず初めに向かった先は、「北大東村養殖研究所」!!
ここではアワビとヒラメの陸上養殖を行っており、
使われなくなった小中学校の25mプールを再生利用し、海岸付近に浸透した
海水を汲み上げプールに注ぎ込みアワビを養殖しています。
アワビの稚貝が出荷する6㎝になるまでは約3年かかります。
手塩にかけて育てられたアワビはその後県内のスーパーなどに出荷されます。
赤潮や台風などの自然災害に左右されることなく養殖できる為、北大東島の独自性を活かした取り組みとなっているようです✨
また、施設ではヒラメの養殖も行っています。
施設内ではプールを再利用した水槽で稚魚を育て、外の水槽でも多くのヒラメが育っています。
今回は特別にヒラメのエサやりも体験させていただきました!!
こちらで養殖されているヒラメは北大東島の飲食店でも食べることができます!
ヒラメを実際に食べることができるお店の一つがこちら!👇
約一年前にオープンしたばかりの「マルコ商店」さんです。
次に向かった先は国指定の史跡「北大東島燐鉱山遺跡」です。
(一社)北大東島振興機構のガイドの方に案内していただき、普段は入ることのできない
「燐鉱石採掘場跡」をトレッキングするツアーに参加しました!
こちらのツアーは1950年の閉山から73年が経過し草木が生い茂った採掘場跡を、
島の歴史を感じながらトレッキングする内容となっております。
「燐鉱石採掘場跡」は文化財として保護されていること、危険を伴う個所もあることからガイドの同行が入場条件となっています!
準備していただいた長靴や軍手・ヘルメットを着用し、いざ出発ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
北大東島はサンゴの隆起によって形成された島で、採掘場跡付近は一番初めに地上にでた地域となっています。
そのため、アホウドリなどの海鳥が多く生息していました。
海鳥の排泄物や遺骸などが堆積し長い時間をかけて作られたものが「燐鉱石」になったと言われています。
燐鉱石は肥料などに使用されたため、燐鉱採掘は北大東島の発展を大いに支えてきました。
元々は写真の一番上の高さまで地面がありましたが、地中の鉱石を掘り出していきこのような形と深さになりました。
自然と歴史が作り出した景色は、なんとも美しく北大東島の軌跡に触れることができとても感動しました。
今回は時間の関係上、途中までしか進めませんでしたがトレッキングコースの最後にはさらに深い露天掘りの採掘跡も見ることができます。
「燐鉱石採掘場跡トレッキングガイドツアー」の情報はこちら
https://www.kitadaito.jp/
さらに北大東島のことを知るには
「北大東村人材交流センター・うふあがり人と自然のミュージアム」もおすすめです!
こちらでは島の開拓の歴史や、動植物について学ぶことができます!
北大東島に訪れた際にはぜひお立ち寄りください♪
次に訪れたのは西港です。
偶然にも那覇と南北大東島を結ぶ貨客船「だいとう」の入港日でしたので、島の西側に位置している西港に行ってまいりました!
続いて「月桃加工施設」を見学しました!
沖縄には2種類の月桃が自生していると言われ、沖縄原産のシマゲットウと
南北大東島や小笠原諸島、八丈島に群生しているタイリンゲットウがあります。
北大東島の特産品の一つであるタイリンゲットウは、シマゲットウと比べ
蕾の連なり方や精油の香りが異なることが特徴的です😍
こちらの機械を使い、葉を蒸して冷却し抽出していきます。
抽出量は葉1㎏から約1.3mlと少量しか採取することができない為、
希少性が高いことも特徴の一つです。
月桃の持つ優しい香りで気分をリフレッシュできるだけなく、
心身をリラックスさせたり抗菌作用もあります。
機内でも北大東島の月桃を使った除菌消臭芳香スプレー「月桃水ミスト」を販売しております。
99%天然由来成分使用の月桃水ミスト、ぜひ機内でお買い求めください♪
いかがでしたでしょうか?(*^^*)
那覇=北大東 路線は8月1日より直行運航化し、1 日1 便(1往復)の運航となります。
より足を延ばしやすくなったこの機会に、ぜひ北大東島に訪れてみてはいかがでしょうか。
★北大東島についての情報はこちら↓★
https://www.instagram.com/kitadaito_jima/?hl=ja
では、次回の南大東島編でまたお会いしましょう♪
あばよ~い!(大東島の方言でさようなら)