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美らっく RAC

2022Nov2022.11.01

RAC男子による育休座談会!

はいたーい!ぐすーよーちゅーうがなびら♪

(沖縄の方言で「皆さん、こんにちは!ご機嫌いかがですか?」)

いつも美らっく♡RACをご覧くださりありがとうございます♪

今年も残すところあと2ヶ月となり、沖縄もようやく秋の訪れを感じる様になりました。次第に気温が下がり、体調管理の難しい時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて、皆さまは男性も育児休業を取得出来ることをご存知でしょうか?最近では「イクメン」という言葉も生まれ、男性が育児に携わる機会が増えましたが、始まりは、なんと今から約30年も前!その頃から女性の社会進出や核家族が増え、仕事と家庭との両立が社会問題として挙げられ、1991年に「育児休業等に関する法律」(育児休業法)が成立した事がきっかけとなりました。しかし、当時の取得率は約0.1%でほとんど取得する男性はいませんでした。その理由としては、そもそも会社に男性の育休制度がなかった、取得しづらい雰囲気だった、人手不足、自分にしか出来ない仕事や担当を任されていたなどがあったそうです。

30年ほど経った現在では、これまで幾度も育児休業に関する法改正があり、少しずつ男性の育児休業取得率が増えてきました。厚生労働省が発表した2021年度雇用均等基本調査によりますと、男性の育児休業の取得率は過去最高の13.97%で9年連続上昇しているそうです。政府目標としては「2025年までに男性の育休取得率30%」を掲げており、現状とはまだまだ差があるようです。そこで今回は、弊社RACでも育児休業を取得した男性の方々が育休座談会を行いましたので、その様子をご紹介したいと思います。

今回の座談会は、育休取得経験者の5名(運航乗務員3名、整備部1名、業務部1名)で行いました。座談会開催のきっかけを作った運航乗務員の藤原さんが進行役を務め、質問形式で約1時間ほど話し合いをしました♪

「1ヶ月ずつを2回取得。産まれてすぐコロナが流行し始め、より一層子供をしっかりと育てていかなければならないという気持ちが芽生えたからです。」

「2週間取得。以前先輩が取っていたことや妻の里帰り出産(県外)で沖縄との距離が遠いこと、また友人が何人か育休を取っていたからです。」

「1ヶ月取得。第1子で自分も妻も不安だったこと、コロナ禍で親にも頼れなかったことがきっかけです。また、育児をやってみたい、子供と向き合える良い制度だと思ったからです。」

「産まれてすぐ1ヶ月取得。出産後に妻が精神的にキツくなると思ったこと、また助けてあげたいと思ったことがきっかけです。」

「1ヶ月取得。RACで初めて取得しました。3人目で初めて取り自分の親もまだ働いていて手が足りなくなった事がきっかけになりました。」

「すでにRACで取得している先輩がいたので、上司もすぐに受け入れていくれました。」

「育休取得に迷っていた時、逆に上司の方から”ぜひ取って””と言われました。」

「周りの親戚からは”そういう制度があるのはいいね!””と言われ、妻からも”取ってほしい””と言われました。制度があっても取れる雰囲気が大事だと思いました。」

「人数も少ない職場なので、取得する事をかなり迷っていましたが、すぐに上司は受け入れてくれました!」

「まず、寝れない。自分の無能さを感じる。なんで泣いているのか分からなくて、一生続くのか〜と思ったこともあった。」

「1人で育児をする事の大変さを実感した、オムツ替えしてもミルクをあげても泣き止まずどうしていいか分からなかった。」

「大変すぎて、世の中のお母さん方を尊敬する!」

「1人で育児をする大変さを妻と2人で分かち合えた。」

「子供が笑ってくれたら疲れもなくなった。」

「妻と共同で育児と向き合う事で、家族であることを再確認できた。」

「ただの付き合ってる男女ではなく、この先一緒に人生を歩むパートナーである事をお互いに改めて知る事ができた。」

「子供が産まれた男性は全員取った方がいいと思う!」

「自分の子供を育てるのは当たり前なので、イクメンという言葉で特別感を出して欲しくない。」

「男性の育休取得が当たり前になるような世の中になって欲しい。」

「育休を取った先を見据えてぜひ取得して欲しい。」

「ガルガル期(お母さんが産後にイライラしたり怒りっぽくなったりする時期)を少しでも和らげてあげられるきっかけになるので、パートナーのサポートが大切になってくる。」

今年4月1日から育児・介護休業法が3段階で施行され、それに伴い10月1日に施行された「産後パパ育休(出生時育児休業)の創設」「育児休業の分割取得」を簡単にご紹介いたします。

「産後パパ育休」は妻の産休期間中に夫が取得でき、子どもの誕生から8週間以内に育児休業を計4週まで2回に分けて取れるなど、柔軟に利用できるのが特徴です。また、通常の育休は現在、子どもが1歳になるまで夫婦それぞれ原則1回ずつのみ取得出来ますが、10月1日からは2回に分割して取れるようになりました。夫婦が交互に取ったり、妻の復職時に夫が再取得してサポートしたりと、家庭の状況に応じた利用が可能となるため、これまで以上に子どもを産み育てやすい環境となり男性の育休取得率向上に繋がりそうです。

いかがでしたでしょうか?今回は男性の育児休業取得についてご紹介いたしました。心身ともに不安定になる産後の奥様のケアに繋がるほか、男性が先の長い子育てへの関わり方や働き方を見直すきっかけに繋がるのではないでしょうか。引き続きRACも男性の育休取得推進に取り組んでまいります。最後までご覧いただきありがとうございました。