RAC

美らっく RAC

2020Aug2020.08.01

島人(しまんちゅ)大集合♥♥

はいたい!ぐすーようちゅーうがなびら!(皆さま、こんにちは!ごきげんいかがですか?)

暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回は、離島出身のRAC社員を紹介します。入社のきっかけや子供の頃の様子などを聞いてみました♪

粟国島出身の副操縦士「新里(しんざと)」です。 島にいた頃は、釣りをして遊んでいました。小さなアジをたくさん釣り、新鮮なまま素揚げし、できあがった魚チップスに粟国島で作られた塩をふって食べるのが大好きでした。学校が終わった後は、友人達と海へ直行し、疲れを忘れるくらい遊び、自然が身近にある暮らしをしていました。 粟国島の海はとても綺麗なので、いつも元気をもらっていました。

私が小学生の頃までは、那覇と粟国島間をRACのBN-2B(アイランダー)9名乗りの小型機が就航していました。パイロットの隣に客席があり、その席に座れた時には、パイロットが気さくに話しかけてくれ、とても嬉しかったことを覚えています。そのことがきっかけとなり、職業の専門性と人間性にとても魅力を感じ、パイロットを目指しました。夢をいただいた会社に入社でき、副操縦士として飛行機を飛ばせることをとても嬉しく思います。

沖縄の北部にある離島、伊是名島出身の副操縦士「西」です。 伊是名島にはコンビニは無く、ほとんどの商店やスーパーが夜8時には閉店してしまい。。。島では、海で釣りをしたり、素潜りをすることが定番の遊びでした。また、サトウキビ収穫の時期になると手伝いをし、大自然の中で生活していました。学生の頃からのパイロットになりたい!!という夢を追いかけ、海上保安庁にて9年間勤務し、地元沖縄にもっと貢献したいという気持ちが強くなり、RACに入社しました。定期便で奄美や与論に向かうコックピットの窓から故郷の伊是名島を見ることができ、島の家族や島民の幸せを願いながらフライトできることに感謝の気持ちでいっぱいです。 生まれ育った島を誇りに思い、 沖縄や伊是名島にもっと恩返ししたいと思います。

続いては、RACの就航地でもある鹿児島県の離島、奄美大島と与論島の二人を紹介します(^^♪

うがみんしょ~らん!(奄美の方言でこんにちは!)私は奄美大島出身の客室乗務員「上原」です。 沖縄から飛行機で1時間ほどで行くことができ、幼い頃から島では 海や自然に囲まれてのんびり過ごしていました♪そんな私がCAを目指したきっかけは、台風が近づいていたある日のことです。当時就航していた39名乗りのシーサー塗装の飛行機(DASH8-Q100型機)の最後方に5人掛けの席があり、その真ん中の席に座っていた私は、台風の影響で機体が大きく揺れる機内で、前に座席もなく、ジェットコースターに乗っているかのように体が大きく揺れ、投げ出されそうになりながらも泣きそうになっていました(笑) そんな中、CAが笑顔で幼い私を元気づけてくれ、涙をこらえて1時間のフライトを乗り越えたのを今でも鮮明に覚えています。

その出来事がきっかけとなり客室乗務員を目指し、RACへ入社しました。夢を叶え、沖縄と故郷の奄美大島を結ぶ路線に乗務できることをとても嬉しく思います。お客様一人ひとりの顔が見渡せる小さな飛行機だからこそ、安全でステキな空の旅をこれからも多くのお客さまに提供できるよう精進していきたいと思います。那覇と故郷を結ぶ懸け橋になれるよう頑張ります。

私は、整備部に所属している「向井」です。鹿児島県の最南端にある与論島出身です。島には約60もの砂浜がありますが、特におすすめのスポットは百合が浜です。干潮時にしか姿を現さない幻の砂浜で、ここには星砂という星の形をした砂があり、年齢の数だけ拾うと幸せになるという言い伝えがあります。皆さんもぜひ行かれてみてください♪また、整備士を目指したきっかけは、幼少期から家族でRACに乗って沖縄本島に行く機会が多く、「いつか飛行機に携わり、地元に貢献したい!」と思うようになりRACへ入社しました。現在は先輩の作業のアシストをしながらDASH8-Q400CCライセンス取得に向けて日々勉強しています。覚えることが多く大変なこともありますが、飛行機に触れられる喜びを感じることができ、島の人々の安心安全な航空路線を支える立派な整備士になれるようにこれからも頑張っていきます!

皆さま、いかがでしたか?

幼少の頃からRACの飛行機を身近に感じて育った4名は、憧れの職業に就くことができ、RACの一員になりました。職種は違いますが、それぞれの目標を持ち活躍しています。これからも島々を結ぶ信頼の翼を社員全員で目指し、RACらしさ・沖縄らしさを感じていただけるよう努めてまいります。

最後まで読んでくださりいっぺーにふぇーでーびる!( 沖縄の方言で「ありがとうございました」 )


***機内販売***

 今回は、客室乗務員がアイディアを出し合い誕生した『RACオリジナルお箸セット』と、奄美・沖縄世界自然遺産登録応援商品『お散歩バッグ』をご紹介します♪

『RACオリジナルお箸セット』

沖縄の食堂や家庭で広く愛用されている赤黄箸。
そこに「RYUKYU AIR COMMUTER」の社名と、飛行機のシルエットを彫りました!
お箸の素材には、ブナの木を使用しています。
口に入る黄色部分の染料は、抗菌作用のある天然素材のウコンで着色されているため、安心してお使いいただけます(^^)
RACオリジナルお箸は、お得な2膳セットにしてご用意しております。
いつでも沖縄を感じられる素朴で可愛らしいお箸。旅のお土産としていかがでしょうか♪


『お散歩バッグ』

沖縄県出身人気イラストレーター「pokke104」と今注目のファブリックブランド「琉球帆布」のコラボ商品です。バッグ全面には、奄美・琉球地区の希少動植物がダイナミックに描かれており、色鮮やかで目を惹くデザインです。
生地に使用されている“帆布(はんぷ)”は、平織りで織られた厚手の布で、帆船の帆として使う為に作られたのが始まりというほど丈夫な布です。収納スペースが多く、使い勝手も抜群♪

両サイドの外ポケットは、ペットボトルがすっぽり入る大きさなので、出し入れがしやすく便利です! ショッピングやお散歩など、多目的で活躍できる丈夫でお洒落なバッグを是非お手に取ってご覧ください(^^)
※奄美大島、徳之島、沖縄県北部及び西表島世界自然遺産登録実現に向けた活動を応援する取り組みで作られた商品で、売り上げの一部がこれらの地域の環境保全活動にあてられます。