多良間島の魅力をご紹介!
はいたい! ぐすうよう、 ちゅううがなびら!
(沖縄の方言で「皆さま、こんにちは!ご機嫌いかがですか?」)
いつも「美らっく❤️RAC」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
早いもので新年を迎え1カ月が経ち、沖縄では一足早く寒緋桜(カンヒザクラ)のシーズンを迎えております。暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さが厳しいようでございますので、皆さま体調など崩されませぬよう、気をつけてお過ごしください。
さて、今回の「美らっく❤️RAC」では、前回紹介した宮古島から飛行機で約20分の西方に位置する島『多良間島』をご紹介いたします。
多良間島の人口は、1,056人(令和5年11月末現在)
主に仔牛の繁殖生産が大きな産業となっており、人口に対し和牛が”約3000頭”!
また、「日本で最も美しい村」に加盟していて、多良間村抱護林の栽培など生活に根差した
集落の景観保全の取り組みなどが評価されている島です。
多良間空港は愛称、「かりゆす多良間空港」と呼ばれ
小さな空港ならではのアットホームな雰囲気を感じることができます♪
空港を出てさっそく私たちを出迎えてくれたのは、なんと…
「ピンダ」!🐐(多良間島の方言でヤギ)
多良間島には「島に700頭ほどいる」とされており、さまざまな場所にヤギがいました。
ヤギを探し、すいすい車を走らせていくと、見えてきたのは ”トゥブリ”
多良間島では、畑から海へと続く小道のことをトゥブリといい、多良間島のあちこちで見ることができます。
海への入口となるトゥブリは、それぞれに名前がついており、その数なんと「47カ所」!
名前がない、使われなくなってきたなどの小道を加えるとそれ以上あるとか…
現在は、碑のようなものにトゥブリの名前が刻まれて建っていますが、以前は木材に書かれていたそうです!
次に向かったのは、「八重山遠見台公園」
ここは、多良間島の中で1番高い場所(標高約30m)に位置しており
八重山諸島(石垣島やその周辺の島々)を眺めることができるためこの名前がついたそうです。
展望台の螺旋階段をどんどん上っていくと、、
頂上からは360°のパノラマ!
当日は、あいにくのお天気で石垣島を見ることはできませんでしたが、多良間島全体を見渡すことができました!!
また、公園内にある石積は、17世紀頃(西暦1601~1700年)島周辺の船舶の往来を見張り、
航海の安全を守るために作られたといわれています。
そろそろお腹も空いてきたころ♪ 訪れたのは「すまむぬたらま」※OPEN:10:00-18:00 (水曜日定休)
壁面には色鮮やかなアートが描かれ、入る前からワクワクしました!
店内には、カフェコーナーや多良間島の特産品やお土産品の取り扱いもありました。
私たちは”黒糖野菜カレー”と”ヤギ汁のささげご飯セット”をいただきました!
多良間は、黒糖の生産量県内一位!県内にある黒糖工場の中でも規模が大きいとのこと。
また、黒豆「ささげ」は昔から多良間島で栽培されており、栄養価が高く眼精疲労を予防する効果もあるようです!
手作り感溢れる落ち着いた雰囲気のワーキングスペースも設けられていて、お仕事や読書など、それぞれの時間を楽しむことができます。
次に、多良間の歴史・文化が学べる「ふるさと民俗学習館」にも行ってきました!
入るとすぐ目に飛び込んできたのは、多良間島の代表的な祭り「八月踊り」のダイナミックな展示品。
八月踊りとは、国の重要無形民俗文化財にも指定されている多良間の豊年祭で
琉球王朝時代に課せられた重税(人頭税)を、毎年無事に納めた終えたことを、島人が喜び
盛大に祝い励ましあったことが始まりとされています。毎年旧暦の8月8日から10日の3日間に開催されており、今年2024年は9月10日(火)から12日(木)の開催予定です。
八月踊りの際に使用する、衣装・髪飾り・小道具などを準備する”支度座”の人々が
手作りした物や、お祭り当時の写真も展示されていました。
他にもたくさんの展示品があり、館長さんが多良間島の歴史や文化を教えて下さり、楽しく学ぶことができました♪ふるさと民俗学習館の開館日時など、詳細はこちらをご覧ください。
→多良間村公式HP:https://www.vill.tarama.okinawa.jp/kyouiku_gakkou/furusato/
宮古島・多良間島へ訪れ感じた島の魅力を、
2ヶ月に渡りお届けいたしましたがお楽しみいただけましたでしょうか?
ヤギや牛に囲まれながらゆったりとした時間の流れる多良間島に
皆さまもぜひ一度、足を運んでみてください(≧∇≦)ノ
皆さまのご搭乗をお待ちしております!
【新商品をご紹介】
2月から新しく多良間島の黒糖を使用したポップコーンを販売いたします。
お土産や機内でのおやつとしてぜひご賞味ください♪